アイドルに夢を求めて

最近よく芸能人が「将来を考えて」といって会社を辞めたり業界を離れて行ったりする。

その度に「え、その職業が夢ではなかったの?」となる自分がいる。

普通に考えて、時が経ち取り巻く環境が変化したことで、新しく夢ができることはごくごく自然なことかもしれない。でも。

 

こうして私たちはアイドルに夢を求めて、アイドルから現実を教えてもらうのだ。

 

それを実際に経験したことがある。

私だって応援する人の幸せを心から祈っている。

だけど正直、ある日突然「じゃあね」と言われて取り残されたファンの心情としてはとても悲しいものがある。

私たちとともに歩んでいたのではないのか、と。

せめてさようならを言わせてほしい、と。

 

ファンの心はいつも恋をする少女のように純粋なものであると思っている。

(歪んだ愛も散見するが。)

だからせめて「これが最後ですよ」と知らせてほしいのだ。

「さようなら」を言わせてほしいのだ。

もしくは少しでも希望を残して最後を宣言せずにフェードアウトしてほしい。

そう常々思っている。

 

だけど、アイドルもファンも同じ一度きりの人生を歩んでいるんだよなぁ。。